映画『ライフ・イズ・デッド』2月11日公開
映画が完成しても公開されない作品が多いと言われる中、去年撮影していただいたオレが原作の映画『ライフ・イズ・デッド』が2月11日よりシネマート六本木で上映されることとなりました。あのタイム涼介さん原作の『アベックパンチ』や城定秀夫監督の『タナトス』も去年上映されていた映画館ですよ! オレたちに優しい映画館か!
試写会で一足早く見させていただいたのですが、実際お話はもう知っているんですよね。なにしろ原作マンガを描いたのがオレだし、シナリオも書き直すたびに読ませていただいたのでとっくに知っている内容を映像で確認するような見方になってしまい、「え!そうだったの!」とか「そうなっちゃうの!?」というような新鮮な驚きを感じることができません。オレに責任があるのですが、ゾンビがかなり長い時間画面に登場しないんですよ。みんなゾンビを楽しみに見に来ているからこれ、大丈夫かなととても不安な気分になりました。
ところが、試写会を見ていただいた皆さんの評判がけっこういいんですよ! 特に川崎タカオさんが友達だからっていうのもあるかもしれないですが、とても高く評価してくださっております。ありがとう川崎さん!
オレのマンガになくて映画にあることは実際に人間が役をやってくださっている事で、主演の荒井敦史さん、ヒガリノちゃんが素晴らしいんですよ! 荒井さんはとてもかわいそうな感じを見事に出してくださっていて、ヒガリノちゃんは表情が素晴らしくて微妙な魅力の役どころを見事に演じてくださっておりました。
そんなヒガリノちゃんと対談させていただいたのが、来週発売の漫画アクションに掲載されますよ! それと一緒に読みきりゾンビマンガ『日本一スカートの短いゾンビ』も掲載していただきます! 久しぶりのマンガ雑誌掲載です。映画にしていただいたお陰でマンガ雑誌にも載れました。ずっと品切れ状態だった原作の『ライフ・イズ・デッド』も版形を小さくして、再発売していただけます。映画化さまさまだ!
以前『青春★金属バット』の映画化の際に、いろいろ失敗したことを今回はとても一所懸命やることにしました。当時としては出来る限りやったつもりだったんですが、今にして思うと全然足りてなかったです。もっとやるべきでした!今は当時と違って、ツイッターやユーストリームなんかもあるのでどんどん活用してそんなに長くない上映期間が盛り上がるように励みたいです。なにより当時は新潟在住でしたが、今は中野にアパートを借りてますからね。
そういった映画上映ではいろいろイベントがあります。みんな、がんばって! オレは13日に舞台挨拶させていただきます!
○映画「ライフ・イズ・デッド」
<劇場情報>
地域 劇場名 公開開始
東京 シネマート六本木 2012年2月11日(土)
<初日舞台挨拶決定!!>
【実施日】2月11日(土)
【劇場】シネマート六本木
【実施時間】①13:00の上映回(上映終了後にイベント)
②15:35の上映回(上映前にイベント)
【ゲスト】荒井敦史、ヒガリノ、阿久津愼太郎、永岡卓也、菱沼康介監督
【料金】2,000円
【チケット販売】初日用チケット販売はぴあにて。 ⇒http://t.pia.jp/cinema/
★プレリザーブ
1/28(土)~2/3(金)
★一般発売
2/4(土)~2/10(金)
<特別イベントスケジュール>
【実施日】2月13日(月)
【実施時間】19:00の上映回(上映後にイベント)
【ゲスト】菱沼康介監督、古泉智浩先生
【実施日】2月17日(金)
【実施時間】19:00の上映回(上映後にイベント)
【ゲスト】菱沼康介監督、ゲスト(未確定)
<サイン入りチケット販売決定>
サイン入りチケットを数量限定で劇場窓口にて販売決定!
【日程】1月29日(日)より発売開始!
【劇場】シネマート六本木窓口にて
【サイン入りチケット】
荒井敦史 サイン入りチケット
ヒガリノ サイン入りチケット
阿久津愼太郎 サイン入りチケット
永岡卓也 サイン入りチケット
※各先着順となり、なくなり次第終了となります。
※サイン入りチケット終了後は、通常のチケット販売となります。
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» 菱沼康介監督インタビュー:映画「ライフ・イズ・デッド」について【1/3】 [INTRO]
ゾンビ漫画の金字塔とも言われる古泉智浩著のカルトコミック『ライフ・イズ・デッド』を実写映画化した菱沼康介監督に、ゾンビに対する思いや作品についてお話を伺った。【page1/3】 [続きを読む]
こんにちわ、初めてコメントします
つたない文章でもうしわけないと最初に謝っておきます
小泉さんの新刊だ!と思い買ったらライフイズデッドでした
数年前に読んだんだけどなーw
久々に読んだけどいっきに最後まで読んでしまった
面白かった
妹が電話で告白されて「明日学校であっても普通にしててよね。」
こういうリアリティーのある台詞にニヤリとする
同じコマの「うん はい。」と、どうでもいい台詞を挟むことでリアルさ強まってますね
妙な感想でしょうが、私はそういう所にグッときます
地域的に映画を見に行くことは難しそうですが、
見る機会があったら見ようと思います
どの作品も登場人物の困った顔に妙なユーモアを感じます
これからもマンガ描いてください
投稿: | 2012年2月 7日 (火) 14時27分
2度もお買い上げいただいてしまいましたか!どうもありがとうございます! 映画館上映は大都市だけかもしれないですが、DVDは全国のレンタル屋さんに入ると思うので、その際はぜひご覧くださいね!本当にありがとうございます。全然文章はつたなくないですよ!
投稿: 古泉 | 2012年2月 8日 (水) 12時52分
私のプライバシーを盗み見てバカにしたような漫画や映画を喜んで見ると思うのか?お前たちの迷惑で下品な漫画など読みたいなどとは言っていない!お前たちは私を利用してマンガを売ろうと集ってきた害虫だ!
投稿: 山田一雄 | 2012年2月20日 (月) 15時35分