自主規制社会
どうにも面白くないんですよ。そりゃあモンスターハンターやったり映画みたりすれば面白いですが、例えば先日もお伝えしたように、テレビつけるじゃないですか、すると通行人の顔にボカシが掛かっていて得体の知れない人物として見させられるんですよ。表情も分からない。怒っていても悲しんでいても笑っていても分からない。多分無表情だと思います。画面の真ん中に立っている芸能人の顔しか分からないんですよ。景色全体にモザイクが掛かっているなんてこともありますよ。オレはそういうの見るとムカムカするのですぐ消すなりチャンネルを換えるなりパソコンをつけるなりします。そのまま寝るなんてこともあります。
これが一体何かと言えばその正体は自主規制というものなんですよ。
別に被害というわけでもないですがオレも自主規制の影響を受けることがあります。マンガ表現で、高校生がセックスをしている場面は絵として露骨なのはダメとか、イスラムの文化やテロリストを刺激するようなのはダメとか、大手出版社では顕著にあります。被害といえないくらいの問題だからこそ自主規制であり、だからこそなんとなくで曖昧な線引きが行われて自主的に規制してしまうんですよ。それが更なる自主規制を呼んであんなみっともないテレビ画面みたいになってるんじゃないですか!
そんな自主規制が蔓延しているせいで景気もことさらに悪くしているとオレは断言します。そんな腰の引けた、びっくりしたアメリカザリガニみたいな表現に金なんか誰が払うかよ!
もはや国民総自主規制みたいな社会になってやしませんか? 一体人はなぜ自主規制してしまうのか、自主規制のせいでどんな弊害があるのか、どうすればこの息苦しい自主規制社会を打破できるのか、知恵をできるだけ絞って考えてみたいと思います。
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