2008年7月16日 (水)

新潟文化


 『新潟文化』という新潟日報社が発行している新潟の文化グラフ誌にインタビュー記事で取り上げていただきました。偶然にもこれから一緒に自主映画を作ろうとしている吉原悠博さんの記事も掲載されていてびっくりしました。新潟日報の与口さんに取材していただき、たいへん良いように書いていただき全く恐縮です。本文中に新潟は好きでも嫌いでもなく自分で選んだわけでもなく運命に従って居住していると答えていたのですが、こうして良い具合に取り上げていただくなんて、新潟に住んでいないとあり得ない事です。そんなひねくれた発言していたらバチが当たると思いました。

 以前から、田舎では東京で評価されないと鼻も引っ掛けられない、自称マンガ家扱いされて終わりというようなひねた感覚がありました。そこは本当のところどうか分からないですが、これからは少しでも新潟の皆さんに好いてもらえるようにがんばろうと思いました。どうすればいいのかはこれから考えます。

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2008年7月 7日 (月)

佐藤亜紀著『戦争の法』を読みました

 こうして作文をインターネットで発表するというのは図らずも知性を漏洩する行為だと思うのですが、本当に頭のいい人が描いた小説を読んだ後だと、恥ずかしくてやりきれないです。所詮偏差値47くらいのしかも定員割れをしていた高校を出て、一浪したのに二流半くらいの大学しか進学できなかった人間なんだから仕方がないと諦めるしかないと改めて思うわけです。

 佐藤亜紀さんの『戦争の法』を読んで新潟出身でこんなすごい小説家がいたのかと息を飲みました。

 おそらく1970年代のN県が、ソ連に占領されて分離独立するというとんでもない胸躍る設定です。主人公はその当時中学生で、彼の回顧録として小説は進行します。分離独立が決まるといつも家で不貞腐れていた父親は逃げてしまい、母は密造酒を作ってソ連兵相手の酒場を経営し、それは次第に売春宿も兼ねるようになり、主人公はソ連兵相手に通訳しながらいろいろな便宜を図って小遣いとはいえないくらいの蓄財に励みます。とある事件が起こり、友達と二人で町を逃げなくてはならなくなり、そのまま県境のゲリラに加わり、爆弾作りを学び戦闘に参加し、弱気になったりしながらもふてぶてしく生き抜くというのが大まかなストーリーです。

 このように非常に荒唐無稽な設定なのですが、ディテールがあまりに細かくリアルなので、本当にそういった事態に陥ったらきっとこうだろうというリアルなシュミレーションとなっております。例えば、始めの方で、ソ連に占領された途端、教科書を黒で塗り潰す事になるのですが、この時代は黒マジックで塗るので、裏まで黒くなって教科書が使い物にならなくなったというような描写です。特に戦闘場面は抑制の効いたリアルな描写で痺れます。

 ネタバレでもないですが、読み終わってからあれこれ調べた事をここから先に書くので、先入観を入れずに小説をこれから読もうと思っている方がいらしたら、ここから先はあんまり読まない方がいいかもしれないです。

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2008年7月 4日 (金)

今月のBUBKAは読みどころたっぷり

 松永豊和さんのインタビューが掲載されいているというので、久しぶりにBUBKAを買ってみたところ、perfumeの総力特集や川田亜子さんの自殺問題など、オレの関心をいろいろな角度から貫く記事ばかりで、非常に読み応えがありました。

 特に川田亜子さんの自殺について、辛酸なめ子さんがコラムで触れていらっしゃったのがとても素晴らしい文章で、他の媒体では報じられない女子ならではの目線による、川田さんの女子力の高さを語られたもので、改めて川田さんがお亡くなりになった事が残念でなりません。女子力の高さと、それに反する仕事面での危うい側面、生い立ち、最近の交流などが極めて冷静な眼差しで分析されていて、人の不幸の問題に対して不謹慎ですが、非常に面白かったです。

 『perfumeバイブル』と題された特集はこれまでの過酷な歴史を振り返り、ヲタを分類分析し、ツアーを完全レポートし、中田ヤスタカさんの他のお仕事も紹介されておりました。オレもわずか2枚のアルバムと数枚のシングルしかないのに、再生回数がモーニング娘。やBerryz工房を超えて9位になってます。とっくに飽きたような気持ちでいても実は全然飽きていない。恐ろしいユニットです。こうなると中田さんの他のお仕事もチェックする必要性を感じて来ていたので、実にありがたい特集でした。また、いち早く紙媒体でperfumeの楽曲を評価して来られた宇多丸さんがBUBKAの連載『マブ論』をまとめた本が出版されると言う事で、これは買わねば!と思っていたら、本日、白夜書房の君島さんがオレなんかに送って下さいました!どうもありがとうございます、これからじっくり読みます!!

 松永さんのインタビューではこれからのマンガ出版のあり方を予想されていてそれが大変膝を打つ内容で面白かったです。結局のところマンガ雑誌が増えすぎているのが問題で、昔にもどればいいだけの事だというお話でした。昔は男子向けの雑誌が少年から大人まで入れても9誌くらいで、そこに『ガロ』を入れて10誌くらいの状況にもどればいいだけだとの事でした。松永さんのお話や、最近竹熊健太郎さんがブログで書かれていたのを読んでオレもあれこれ考えるところがありました。

・たけくまメモ『マンガ界崩壊を止めるためには(1)』

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2008年6月24日 (火)

青林工藝舎に神風を!

 常にナイフの刃の上を歩くような経営を続けている出版社、青林工藝舎ですが、島田虎之介さんの著作『トロイメライ』が手塚治虫文化賞の新星賞を受賞されました。おめでとうございます!

 一台の古いピアノを巡ってナチスや東南アジアや日本やらと時空を超えた物語が展開するという大変スケールの大きいマンガです。戦争からワールドカップサッカーのカメルーン代表の中津江村騒動など点と点が線になっていくというような練りこみ度の高い構成です。絵も独特のイラスト的な風合いで非常に独特で、大抵絵の上手な人はお話がそうでもないというか、雰囲気重視だったりするじゃないですか。シマトラさんはどっちもすごいんですよ。はっきり言うとずるい! 誰も読んだ事ない種類のマンガであると、オレは自信を持って断言します。

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2008年5月26日 (月)

同じ名前の人

 オレは智浩という名前で、「智」も「浩」も名前としてはよく使用される文字なのに、この組み合わせで使っている人はあまり見ないです。『青春★金属バット』の小林智浩プロデューサーと映画評論家の町山智浩さんしか知らないです。ちょっと検索してみたら声優の坪井智浩さんもいらっしゃいました。坪井さんの活動もこれから応援して行こうと思いました。

 オレは父方の数年前に亡くなった祖母がこの名前を付けてくれました。なんとなくですが、広く知識を獲得せよというようなメッセージが込められているのではないかと思います。祖母のメッセージを素直に受け止め、ラジオやテレビや映画や本や雑誌を偏りながらも広く漁る生活を送っています。

 そんな狭い智浩界で最もご活躍されているのがアメリカ在住、映画評論家の町山智浩さんです。町山さんは「映画秘宝」という雑誌を創刊されて、オレはこの雑誌が前から好きで、マンガのコーナーで大西祥平さんに取り上げていただいた際に年間ベストの選者に入れていただけませんかと編集の松崎さんに直談判しました。多分目に相当な殺気がこめられていたせいか、松崎さんは承諾して下さりました。それ以来年中行事として年末は具合が悪くなるくらい映画を見ています。もはやライフワークです。オレなんか映画について何らインサイド情報があるわけでもなく、専門に研究してるわけでもなんでもなく、ただの消費者でしかないので毎回うまい言い回しを考えるのに必死です。いつお声がいただけなくなっても全く不思議じゃないからです。

 町山さんはTBSラジオストリームの「コラムの花道」というコーナーで「エロの伝道師」というキャッチフレーズで毎回登場しており、非常にシモネタが多くとても面白いです。そこで、今回『ピンクニップル』というエロマンガを出版するに際して、同じ智浩で「映画秘宝」でお世話になっていて、またエロマンガ集と3つの条件が折り重なり今しかないというタイミングで青林工藝舎を通じで町山さんに本を送っていただきました。

 すると何と!町山智浩さんのブログでご紹介いただきました!!どうもありがとうございます!

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2008年4月25日 (金)

発売になりました

 お陰さまで、アマゾンでも『ピンクニップル』の発売が始まりました。この日を無事に迎える事ができ、こんな嬉しい事はありません! 編集の志村さん、装丁の井上さん、社長の手塚さん、営業の水村さんいつも本当にお世話になっております。こういうお礼はは通例ではあとがきで申し述べるものなのですが、オレはあとがきでは蛇足極まりない作文をして、なんだか述べにくい雰囲気となり、結局口頭で済ませるだけになり、いつも済みません。帯にはAV監督であり『童貞をプロデュース。』『セキ★ララ』の松江哲明監督より素敵な推薦のお言葉を頂戴しました。どうもありがとうございました!
・『ピンクニップル』作品解説
 新潟ではBook of Days、ビレッジヴァンガード、駅南のジュンク堂書店、紀伊国屋、新津の栄進堂さんなどなど一部の酔狂な書店さんが取り扱って下さると思います。もうちょっとしたらきちんと調べます。どうぞよろしくお願いします。
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 それから、『ゾンビーノ』デラックス版では昨年行われた上映会で直井さん司会による花くまゆうさくさんとのトークショーも特典として収録されております。オレなんかが出て特典として何か貢献できるのかさっぱり自信がないところですが、映画は素晴らしく面白くオレの年間ベストで2位作品です。1位は『パンズラビリンス』でした。2位と言っても本当に僅差ですから1位も同然です。そのくらい面白い映画って事ですよ。ゾンビの文脈を極めてきちんと踏襲したホラーコメディで、全然怖くなく、むしろチャーミングな映画です。人間よりゾンビを好きになりますよ。ついでに『ライフ・イズ・デッド』もお読みいただけたらなーと思います! こんな素晴らしい映画に多少なりともマンガ家として足跡を残せて、本当に幸福です。

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2008年1月22日 (火)

『映画秘宝』3月号

 送本していただいた『映画秘宝』3月号のベスト&トホホ10が楽しすぎる。去年の後半を仕事をほとんど省みず、公開された映画を具合が悪くなるほど見たからこそ面白いんですが、ずっと見ていて見飽きる事がないです。気がついたら3時間経っていた、仕事しないとまずいのに!

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2007年12月24日 (月)

映画秘宝オールタイムベストテン

 発売中の映画秘宝2月号の「オールタイムベストテン」という特集にアンケートで参加させていただきました。『ロボコップ』をどうにかベストテンに入れたかったのですが、惜しくも11位でした。結局2位の『ブレードランナー』しか総合とは被らなくて残念でしたが、そこは確かに残念でしたが、命がけで10本を選びましたので、何か面白い映画見たいなと思っていらっしゃる人がいたら、是非とも御覧戴きたいです。ただし、『ツインピークス ローラパーマー最後の7日間』はテレビ版を見た上じゃないと、あんまり面白くないです。オレも劇場公開時にテレビ版をスルーしたまま見たら全く面白くなかったです。テレビ版を苦行のように全部見てから見たら、滅茶苦茶よかったです。リンチはこっちか『ワイルドアットハート』か迷ったのですが、こっちの方がよりリンチ的だと思って選びました。

 『ロボコップ』はジャンクハンター吉田さんと藤木TDCさんも1位に推していらして、共通の魂を感じました。意外だったのは全体のベスト30に『未来世紀ブラジル』や『スターシップトゥルーパーズ』が入っていなかったことでした。この中でオレが見てないのは『まぼろしの市街戦』と『大脱走』なので早急に見たいと思いました。

 ベスト10を選ぶに当たって、相当数記憶があやふやな映画を見返しました。以前は絶対に重要な欠くべからざる作品だと思っていたのが案外そうでもないのがけっこうありました。『未来世紀ブラジル』は主役が公務員な事にイライラして好きじゃなくなりました。『ホテルニューハンプシャー』『ドラッグストアカウボーイ』などけれんみが気になって評価が下がりました。

 解説が300字なのですが、とてもじゃないけど語り切れずこの10倍くらい書きたかったです。ところが、さらっと10本選びましたみたいな解説の人がたくさんいて、なんだかなーと思いました。それでも、この記事はご飯何杯でもいけるというか、何時間見ていても見飽きないです。いよいよ来月号は2007年ベストテンで、そっちも参加させていただいてます!

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2007年11月21日 (水)

今月の『kamipro』

 PRIDEの日本事務所閉鎖で、本格的に再開はなくなってしまい再開を願っていたオレは悲嘆に暮れていたわけです。度々『kamipro』ではUFCのオーナーであるダナ・ホワイト氏がインタビューに答えて、日本で再開しようと必死で努力したけれど抵抗勢力の妨害に会い、失敗したと語っておりました。また、地上波放送がもうちょっとで決まりそうだったけど、ちょっとのところでダメになったとの事でした。

 オレはダナの話がどこまで本当か分からないですが、妨害したのって一体だれだと腹を立てていたわけです。なにしろUFCの放送まで終わってしまいyoutubeやニコニコで泣く泣く動画を見て、『GONKAKU』や『格闘技通信』を読んで紛らせていました。UFCの日本での開催はやるんでしょうか。そしてそれはスカパーか何かで見れるんでしょうか。

 そんなもやもやした状況で、今月の『kamipro』では、ワールドビクトリーロードと日本総合格闘技協会についての特集がありました。

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2007年10月24日 (水)

『不都合な真実』に不都合な真実

 以前に読んだ『環境問題はなぜウソがまかりとおるのか』の続編が出たので早速読んでみました。それに合わせて映画『不都合な真実』も見ました。

 映画『不都合な真実』は環境問題への警告と同時にアルゴア元大統領候補の伝記的な映画で、編集のテンポが気持ちよく、映像も面白かったです。とにかく地球が大変な事になっているとこのままじゃいけないという気分になりました。その反面、まだしっかり環境対策を頑張れば大丈夫という希望も持てる内容でした。それに、アルゴアさん偉い!って気分になります。

 ところが、その環境問題への対策としてエコロジー政策が提唱されてますが、それに対して冷や水をぶっ掛けるのが『環境問題はなぜウソがまかり通るのか2』です。前回を踏襲しつつ補足的な内容みたいですが、オレは前回の内容をあまり覚えていないので今回もまた衝撃を受ける内容でした。前作は友達に上げてしまいました。

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2007年7月 2日 (月)

この風をなんとか追い風にできないものか

 大林宣彦監督の新作『転校生 さよならあなた』が公開されております。それから童貞ものもここまで来たのかという『中年童貞』という本が評判となっております。どうにかこの風を追い風にできないものでしょうかね。
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2007年5月28日 (月)

大島弓子先生の最新作

 大島弓子先生はそれこそ60年代から活動されていた大ベテランなのですが、オレは87年の月刊ASUKAで掲載されていた読みきり作品に衝撃を受けたという、にわかファンであります。

 初めて読んだ作品は『秋日子かく語りき』です。近所の石沢書店で、それこそ毎日立ち読みしていて少年マンガで目ぼしいものは読み終えて、少女マンガでも読んでみようかという気持ちで手にとったその初めての雑誌、月刊ASUKAに掲載されていたのがこの作品です。月刊ASUKAの読みきりシリーズでも初めて掲載になったものであると思います。自動車事故に合った女子高生が涅槃で知り合ったおばさんに一週間肉体を貸して現代に蘇らせてあげるという話でした。体は女子高生なのに、精神や行動がおばさんで、おばさんは女子高生の生活を尊重しながらも自分の人生の残務処理に励むという物語でした。奇想天外な発想でありながら、日常性に根ざしたドラマで、何よりも登場人物の感情の機微を丹念に描いた作品でした。

 文芸的な味わいのマンガに触れた最初であったかもしれません。とにかくあまりの面白さと味わいにビックリして、こんな世界があったのかとドアが開いたような感覚を味わいました。月刊誌だったので、その次の号が出るまで何度も何度も立ち読みしました。高2か高3で、暇だったというのもありますけどね。それに続く『夏の夜の獏』『つるばらつるばら』『ロングロングケーキ』『毎日が夏休み』などなどすごい切れ味の傑作マンガで、どれも何度読んだか数え切れません。


 こちらの作品集はNHKドラマ「ちょっと待って、神様」原作として再発されたもので、現在あすかコミックは絶版で、この作品集以外は文庫本で出ています。文庫本はアマゾンに画像がなくて面白くないです。

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2007年5月10日 (木)

『ダ・ヴィンチ』最新号

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 『ダ・ヴィンチ』最新号の呉知英さんの連載で『ライフ・イズ・デッド』をかなりの長文でご紹介いただいております。このような読書に熱心な皆さんが読むような媒体で取り上げていただけると、500冊くらい売れるんじゃないでしょうかね。うひひひひ。呉先生本当にありがとうございます!

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2007年4月23日 (月)

5ページマンガ描きました

 ここのところDVDが大好調の銀杏BOYZが自らの歴史をたどるガイド本『ギンナンショック』を2冊同時に出版されます。『GOING STEADYの思い出』というオレとGOING STEADYとの出会いのマンガを5ページで描かせていただきました。上巻の方です。DVD『僕たちは世界を変えることができない』もサンプルで頂戴しているのですが、ここのところヤクザ映画と田中登映画ブームが吹き荒れていて、申し訳ない事に未見でおりました。物事には流れというものがあるなと薄々感づいているのですが、その流れが来たということでこれから、本を読みつつDVDも見ます。デビューのいきさつも面白いですが、GOING STEADY解散の辺りも面白いですね。激動期は面白い。

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2007年3月27日 (火)

映画秘宝・男が泣ける純愛映画!

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 発売中の『映画秘宝』で「男が泣ける純愛映画!」という特集で、浅草キッドの皆さん、大林宣彦監督のインタビュー、石原まこちん先生のコラムなど素晴らしい特集なのですが、そんな中オレも、杉作J太郎先生との対談という形で末席を汚させていただいております。構成はギンティ小林さんが担当されております。

 杉作J太郎先生の映画の知識は大変なものでオレなんかさっぱり見てないものばかりで話にならず、ギンティさんが受け止める役をやってくださっておりました。恥ずかしい。なのにも関わらず、本文ではわずかなオレの発言を拾っていただいて、あたかも上手い具合に話をしているかのように構成していただき『ライフ・イズ・デッド』の宣伝までしていただきました。

 今回の号では柳下毅一郎さんのページでまで『ライフ・イズ・デッド』を紹介していただいております。全くお世話になりっぱなし! オレに何がお礼できるかと言うと、マンガでニートが読んでる雑誌として映画秘宝を描かせていただくとかそんなくらいのものなので本当に申し訳ありません。

 他の記事ではポールバーホーヴェンの『ブラックブック』が公開記念での特集、最近オレが興味のあるピンク映画の田中登さんの追悼特集があったりと、読み応えたっぷりです。『(秘)色情めす市場』『丑三つの村』見たいなー。

 中川翔子ちゃんの『秘宝遊戯』はオレも大好きな『ドリームキャッチャー』です!

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2007年2月28日 (水)

『ライフ・イズ・デッド』届きました

 『ライフ・イズ・デッド』の単行本が本日発売となり、うちにも先ほど著者分が届きました。Imgp1029
 今回も井上則人さんによる怖くてエロくてポップなデザインをいただき、日本一のゾンビ研究家でいらっしゃる伊東美和さんにご推薦いただきました。タコシェの店員でもある伊東さんにはネームの段階からご意見いただき、本当にお世話になりました。

 伊藤さんは古今東西のありとあらゆるゾンビ映画を見尽くしてこのようなすごい本をまとめていらっしゃいます。しかもその9割が駄作であったという頭の下がるリサーチの鬼っぷり! まさしく偉業です。

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2007年2月27日 (火)

『ライフ・イズ・デッド』明日発売です!

 昨年は丸々『ライフ・イズ・デッド』だったと言っても過言ではなく、それがようやく本という形となってお読みいただける事となりました。9冊目の単行本です。表紙は、こんな場面ないので後からクレームが来そうですが、そこは商売!売り場で注目されんがためであります。以前こちらのブログで勝手に紹介させていただき、瞬く間に去年を代表する大ヒットマンガとなった『鈴木先生』の2巻も同時に発売となります。現在も漫画アクション誌上で大好評連載中で、『鈴木先生』は中身が激烈に面白ければ地味な表紙(すみません)でも売れる事を完全に証明しており、全く恥ずかしい。でもこっちは恥も外聞も知ったことではないです。本当はそんなの気にしない、だって商売人のせがれだもん。

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 という事で実家の「お菓子の古泉」では昨日より売り出し中で、いろいろお買い得な商品取り揃えております。お近くの皆さんぜひ買い物にいらして下さいね。日替わりサービスを3月5日までやってます。以前はこういうチラシをオレは作っていたんですけど、その際はパソコンを使ってカラーで写真もたっぷり使ってました。当時は今と違って店ももう一店舗あって、従業員も倍以上いたんですよ。マンガ専業にしてからよっぽど手が足りない時以外は手伝わなくなって、母も気を使ってくれてます。ですが、一色刷りのシンプルなチラシを見るにつけ申し訳ない気持ちになります。こんなのは単なる感傷で、だったらチラシくらい作ればいいじゃんという話なのですが、いざとなるとこっちの仕事との兼ね合いもあり腰が上がりません。なんかいい方法ないかな。真剣に考えてないので何も思いつかない。うちのお菓子おいしいですよ。

 とにかく売れないことには明日がないじゃないですか。今までさっぱり売れてないのでこれまでやって来れているのが不思議! 赤字にならない程度には売れているという話は聴いた事があるのですが、これでは背中が冷たくて仕方がない。ゾンビみたいにしぶとく生き残りたいですね。ゾンビは死んでるんですけどね。

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2007年2月12日 (月)

『個性を捨てろ!型にはまれ!』三田紀房

 『ドラゴン桜』でおなじみの三田先生執筆によるビジネス本で、オレはビジネス本なんて買った事ないのですが、思わずタイトル買いしてしまいました。そういう三田先生のマンガは思いっきり他に類を見ない個性的な絵がらなんですけど、それは個性ではなく、単に不器用さによる結果で、自由自在に思い通りに描けていたらあんまりオリジナリティがなかったのではないでしょうか。三田先生は初めてマンガを描くに当たって、自分に真似できそうなプロの絵を徹底して真似したと書いてありました。どれだけ似てたのかすごく気になります。

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2007年2月 5日 (月)

オレには夢がある

 皆さんはその昔一世を風靡したサン出版発行の『投稿写真』という雑誌を覚えておられるでしょうか。アイドルの写真投稿や、目撃情報、男子の初体験やエロ体験などのレポート、面白いエロ企画記事、文章の面白いライターさんの記事などなどで構成された本当に楽しい雑誌でした。84年創刊で99年か00年くらいに『トップスピード』と雑誌名が版形が変わって(A5から変形のA4に)、2~3年前くらいに休刊になってしまったような記憶であるのですが、何しろ物覚えが悪いので違っているかもしれません。去年あたり、サン出版発行で全く違う普通の投稿エロ本として『投稿写真』をエロ書店で見かけたのですが、今も出ているのでしょうか。

 その『投稿写真』と『トップスピード』の編集長であられた堀川編集長が現在お作りになっている『マガジンバン』という人妻・熟女系エロ本にマンガを描かせていただく事になりまして、現在発売中の3月号で掲載となってます。『セミ・筆下ろし 1984謎の人妻・由美子』という6ページマンガです。Imgp1010_1Imgp1011_1
 現在、人妻・熟女系のエロ雑誌では業界で1・2を争う売り上げだそうです。DVDの付録も付いて580円という安さ! 売り場ではテープで貼り付けて中が確認できないですが、興味のある方はぜひお買い上げください!

  そんな偉大極まりない堀川編集長の下で、お仕事を仰せつかるという光栄をいただき、この仕事を続けていて本当によかったと心から思った次第であります。

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2007年1月31日 (水)

このマンガがすご過ぎる!!

 ちょっと仕事に余裕ができたのでストレス解消を兼ねてマンガを浴びるように読んでみました。マンガってすぐ読み終わるし、ぐいぐい来ますね。麻薬的に面白いです。普段、本は活字しか読まないです。マンガは雑誌でフォローしてます。

 そんな中、とにかく半端じゃなく度肝を抜かれたのが山口貴由先生作画、南條範夫さん原作の『シグルイ』でした。目が眩んで血が出るかと思いました。剣劇場面や惨殺描写がセックスよりもエロい!! まさしく映像化不可能作品です。すでに大評判で、お読みの皆さんは今更何をこいつは興奮にしているのだと鼻で笑われそうですが、とにかく魂消ました。まだ読んでない人は絶対読んだ方がいいです。

 これまで、剣劇マンガの最高峰は梶原一騎原作小島剛石作画の『惨殺者』であると信じて疑わなかったのですが、それに迫るというか、読み比べて見ないと分からないです。更には同じ南條範夫さん原作の『駿河御前試合』で平田弘史先生もお描きになっているので、そっちも読まない事には死んでも死に切れません。もちろん『シグルイ』の結末を読むまでは死ねないです。小島剛石先生、平田弘史先生が双璧だったのですが、ちょっと系統が違いながらも山口貴由先生も剣劇マンガの最高峰に認定させていただきます(オレ基準)。

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2007年1月28日 (日)

宣伝です

 ずっと一昨年自費で出版して、昨年売り切れていた『ピンクニップル』というマンガが新風舎さんの『エロ悲しい』というムックなんですかね、単行本風のソフトカバーの本に収録していただいて発売となっております。『ピンクニップル』82ページの他に石原まこちん先生とエレキコミックの八井さんの対談や、韓国の徴兵のマンガ、上海のイメクラの小説、イメクラの小説などなど豪華な内容です。どれも素晴らしい作品なのですが、特にまこちん先生の小学校時代のエピソードがすごく面白かったです。
Imgp1007 『ピンクニップル』はもう3年前くらいに描いていたマンガで、青年誌に掲載していただくつもりで描いたのですが、掲載の目処が立たないので泣く泣く自分で出版しました。どうしようもないエロマンガで、そんな情けない事情がある割りにけっこう評判はいいですよ。ぜひお読みいただきたいです!!

 それからちょっと前に発売になってすっかり宣伝するのを忘れていたのですが、銀杏BOYZの通販用のTシャツの絵を描かせていただきました。こちらのサイトから通販しております!銀杏さんは知り合い以外で最初にオレに絵でお仕事を発注してくださった方なので、本当に足を向けて寝れません。ライブDVDが発売になるとのことで、これから微力ながら宣伝させていただきますよ!

 関係ないですが、オレのマンガを流通している活字媒体で一番最初に取り上げてくださったのはマンガ評論家の大西祥平さんです。今はマンガ評論以外に、原作も手がけていらっしゃって、『週刊少年チャンピオン』にて『涅槃姫みどろ』という恐怖マンガを連載されております。

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2007年1月23日 (火)

『どろろ』大丈夫なの?

 映画化で話題の『どろろ』ですが、この作品は手塚治虫作品の中でもダーク度、グロ度で最上級レベルの作品で、それをテレビのCMで分けも分かってなさそうな女子が「どろろ~!」なんつっておどけてます。激しく不安なんですけど。


 そうは言っても『どろろ』はオレが手塚作品で1番好きなマンガです。いい機会なので手塚治虫ベスト3を発表します。

1位 『どろろ』
2位 『シュマリ』
3位 『アドルフに告ぐ』

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2007年1月22日 (月)

2006映画秘宝ベスト10

 今年もお楽しみ、オレにとってはライフワークとも言える映画秘宝ベスト10号が発売となりました。昔から長者番付ランキングや出馬表などを見るのが本当に楽しくて、何時間でも見てられます。4~5年前から映画秘宝のベスト&トホホランキングの選考者に加えていただき、それが楽しみで映画も見ています。

 毎年、自分との評価がランキングとかけ離れていて、寂しさに苛まれてしまうのですが、今年は順位が若干ちがうものの、ベスト3に上げた作品が一致して、9位も一緒でした。ベスト10中見た映画が7本もありました。

 オレのベスト10は本誌をご覧いただくとして、ここではせっかくなのでベスト11位から20位までを発表したいと思います。

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2006年12月18日 (月)

『このマンガを読め!2007』

 マンガのランキングには全く入ってないのですが、インタビューをしていただいたのが掲載となっております。この本の表紙が楳図先生で、インタビューもあります。楳図先生と山松ゆうきち先生の間にオレのがあるという、すわり心地の気持ちよさったらありません。お二方に共通するところは、ご年齢とは全く無関係な闇雲な情熱、オレもゆくゆくはかくあるべしな方向性を指し示していただいているようです。山松先生は発売中のアックスでも2回目のインド滞在記が載っていて、目論見が全く外れてボラれたり散々な目に会って、こっちのインタビューでは、その滞在がたたって入院されてます。心配。他には萩尾望都先生とよしながふみ先生の対談もあり、言葉としては申し訳ないのですが、流行ってないというか浮ついたところが全くないです。インタビューは南信長さんに中野でしていただいて、北口公園で写真を撮ったのですが、メガネが傾いてます。頭も寝癖でひどい。Konoman2007m
 表紙の楳図先生のグワシが、引き手のグーが遠近感を出していかっこいいです。巻末の対談で、新潟のアニメマンガ専門学校が高い評価で話題になっていて驚きました。

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2006年12月15日 (金)

『このマンガがすごい! 2007年オトコ版』

 オレのマンガはすごくないので、毎年発売されるとワクワクしながら本を手にとって、がっくりして棚に戻すのが常であります。今年はね、『転校生』も出たし、『ライフ・イズ・デッド』も連載中だよ!という事で目を血走らせてランキングをチェックしたところ、今年も全く入ってないのは一緒でした。ところが『この短編作品がすごい』というコーナーで『これが未来だぜ!』を取り上げていただいているではありませんか! ライターの大西祥平先生どうもありがとうございます!!!!

 それから本日、12月15日(金)で映画『青春☆金属バット』新潟上映は最終日であります。多分ですけど、見た方がいいんじゃないでしょうか。一応スケジュールも再掲しておきます。

1)15:10~16:55
2)17:05~18:50
3)21:15~23:00

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2006年12月 7日 (木)

実話ナックルズ1月号

 こんな場違いな恐ろしい雑誌で新潟が誇る奇妙なヌードル、イタリアンを紹介する記事を2コママンガ付きで書かせていただきました。『俺ぐるめ』という後ろの方のコーナーです。隣の記事はギャングッスタラップです。他にも犯罪者やヤクザ、右翼などそうそうたる面子で誌面は埋め尽くされています。K-1などでお馴染みの有名女優FNはどうやら300万でベッドを共にできるらしいです。まったく凄い世の中です。そうかと思えば沖縄の元不良の青年が今ではお父さんと自動車修理を立派にやっている記事もあります。

それから発売中の『ところでここどこ』はジョイフルタウンのこちらのページより、販売店のリンクがあります。君のおうちの近くはどこかな? 通販もあるよ!

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2006年12月 4日 (月)

枡野浩一さんの本を読んだ

 『結婚失格』と『ショートソング』という連続して出版された本を読みました。

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2006年11月28日 (火)

『ところでここどこ』単行本発売

 新潟のファッション&サブカル月刊誌『Pasマガジン』で連載中の『ところでここどこ』という2ページマンガが連載6年目にして単行本となります。6年といっても毎月2ページなのでマンガは60本120ページでしかありません。
後は、これまで『Pasマガジン』誌上で行われた対談を収録しています。ダイノジさん、峯田和伸さん、熊切